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ハタラキアリの徒然日記

働く中で気づいたことについて書くブログです。仕事での「気づき」やビジネス書の書評などを書いています。

対価

仕事における「対価」という考え方について考察してみました。

いろいろな人の考え方に触れる

私はいろんな職場を経験してきました。ざっと10社くらいです。ジョブホッパーですね。

いろいろな職場で働いてみるということはいろいろな人に会い、いろいろな考え方に触れるということでもあります。

いろいろな考え方に触れることは、自分の考え方をブラッシュアップするきっかけになることも多く、とても勉強になります。

その中でよく上がるのが「対価」という話です。

「対価」がないから働けないとか、「対価」が大きいからやめられないとか。対価って何なんだろうなって思います。

お金を対価とする考え方

職場で採用について検討しているとき、私が「若いうちは成長が対価なのだから、金銭的な対価を求める人は採用しなくていいと思います」というと、職場の先輩は「主たる対価は成長だが、お金も一つの目安にはなる」と教えてくださいました。*1

なるほど、確かに成長という対価に加えてお金という対価も得られればなお良しです。成長成長ときれいごとを言ってきた私も、激務薄給のいまの生活より、激務度がもうちょっと高い代わりに所得が何倍にもなる将来の職場に期待しています。

ここで、

対価=金銭的対価+金銭以外の対価

という式が成り立つことがわかります。なんだかコンサルっぽくて良いですね。*2

金銭以外の対価には何が含まれるのでしょうか。成長なるものはこの対価に含まれると思います。ほかには、周囲からの感謝であったり社会的な意義であったりするのでしょうか。

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職場の先輩は「仕事の対価は仕事」と言っていました。成果を出すと、より責任重大な仕事を任せてもらえるようになるから、それこそが対価だというのです。仕事が対価というよりは、周囲からの承認や期待が対価なのでしょうね。

対価がないからと言われたときに感じたこと

実際に事業をやってみる中で「対価がないから働けない」と言われる側になりました。*3

このときに感じたことを素直に話すと「もらった分くらいは返してるはずなんだけどな」というものでした。*4

対価にまた新しい視点が加わりました。ギブアンドテイクという視点です。対価というのは何かを受け取ったから支払うものであって、無条件に払うものではないのですね。

金銭的な対価も非金銭的な対価も、何かをもらったお礼として支払われるものなのです。

周囲への貢献=周囲からの対価

さらに、「対価がないから」という視点を加えるとこうなりますね!

周囲への貢献=意識下に受け取った対価+無意識下に受け取った対価

式を整理すると・・・

意識下に受け取った対価=周囲への貢献-無意識下に受け取った対価

もし、みなさんのなかに「対価が少ないなあ」って思っている方がいらっしゃる場合は、貢献が少なかったりしないか、成長や感謝といった無意識下に受け取った対価はないか、を考えてみてください。

*1:だいぶん前の話なので文言は覚えていませんが、お金が目安になるという話でした。

*2:就活のときはATカーニーというコンサルティングファームでそこそこ選考が進んだのですが、コンサルタントとどうしても考え方が合わず、面接で口論をして帰ってしまいました。そのため自分には向いていない職業だとは思っているのですが、かっこいいと思う部分はあります。

*3:創業1週間目くらいでしたから、お金を支払えない代わりに仕事を教えるという名目で声をかけておりました。

*4:口では「まだ1円も収益があがってないからお金は払えない。もしお金がほしいのであればほかの場所で働いてほしい。」と言っておきました。